新盆が重なるとき、自分の家と親戚とで重なったら訪問はどうする？

今年の新盆が自分の家だけだったらいいですけれど、親せきや友人宅、上司や知り合いの方といっしょになってしまうこともありえます。

そんなときの新盆の訪問はいったいどうしたらいいのでしょうか？

自宅を留守にしてもいいのか？
相手先の新盆には行かなくてはいけないのか？
お供えやお金は？
どのように挨拶をすればいいのか？

新盆が重なってしまった時の事情を今日はお届けしていきます。

新盆が重なるときは留守にして訪問に行ってもいいの？

新盆を迎える側にとっては親せきや友人宅と新盆が重なってしまったらどうしたらいいのか考えものですね。

身近に教えてくれる人がいればいいですけれど、こういった事は気軽に聞けないことだったりしますものね。

新盆、亡くなった人の魂が初めて自宅に帰ってくる特別なお盆です。

一般的に言われているのは、基本的に新盆は「お仏様に寂しい思いをさせない」と言う事で、外出はしません。

この新盆には故人にお世話になった人や親せきや友人がお盆期間に供養にきてくれるので、どちらかと言うとにぎやかなお盆になるんですよね。

わが家の新盆の時も、すごく来客は多かったしひっきりなしに人が来ていた記憶があります。

お茶だしとかお茶菓子とかだしては引っ込めて、洗ってはまたお茶を注いでとフル回転だったよ、私(^-^;

基本的にこんな忙しい日にどこかに出かけてなんてことは考えられないって感じでした。

同じように訪問しようと思っている親せきなどの新盆時でも忙しい時間が過ぎていっていることでしょう。

もし、こちら側から誰かを留守番にして新盆のお宅へ訪問に行けたとしても、今後は忙しい時間の合間に自分の家に来てもらうことにもなります。

ご近所さんだったらいいかもしれませんが車で30分～かかる場所だったりしたら大変ですよね。

ふだんは大したことのない距離でも新盆時には家を留守にできませんからちょっとした距離でも大変です。

ですので、新盆が重なるときなどは基本的には両方の家には訪問しないでOKということになっていることがおおいですね。

新盆が重なるときの訪問はお互い様なのでしなくていいのことですが、そのまま知らんぷりをしていてもいいのでしょうか？

と、なると、これは失礼ですからスルーするのは何とも・・ですよね(^-^;

もし遠方すぎてお盆月に訪問できないようなときは電話して「今年はおたがいに新盆ですから申し訳ないですけど訪問は失礼します」と言うようなことを伝えておくと安心ですね。

自宅から訪問できる距離の時には、お盆前の7月（お盆月が7月の時は）または8月の5日ころまでに訪問して「新盆で来られないので挨拶にきました」とうかがえばいいのではないでしょうか。

地域によって色々と新盆が重なるときの対応も違うようですが、基本的には「お互いさま」ですので新盆でわざわざお盆期間に訪問しないで挨拶の電話などでいいでしょう。

新盆には訪問しないでもその前に少し早めに相手の家の新盆に訪問した時の手土産やお供えについてですけれど、地域性によりますが基本的には特にお金を包む必要はないです。

と言うのも、こちら側がお金を包んでいったら相手の家もお金を包むようですからね(^-^;

ここもお互いさまと言うことでお金はいらないですね。

手ぶらで訪問は失礼なので「水ようかん」や「そうめん」などの夏らしい贈り物をお供えとして持参して訪問すればいいと思います。

新盆が重なったり、法事が重なったりするときは地域性にもよるからか「こうするのが正解」とかって特にないのでよく分からないんですよね。

そんな時に頼りになるのは親せきのなかの年配者に話を聞けると一番いいかもしれませんね＾＾

無事に新盆が終わりますように・・・